なぜ不妊治療で鍼灸院を選んだのか
クリニックでの治療だけでなく、少しでも妊娠に近づくために何ができるか。
そのひとつが私の中では鍼灸院に通うことでした。
もともと漢方が自分に合っていたので東洋医学に興味があったことと、妊活中に見まくっていたyoutubeが鍼灸院の先生がやっていた動画だったことが大きかったと思います。
また有名な不妊治療クリニックのサイトで、妊娠した方が効果を感じたものというアンケートの中でも、「鍼灸院」というワードが多々あり気になっていました。
鍼灸院の選び方
何を基準に鍼灸院を選んだか。
それは、不妊治療に対する知識と熱意です。
通っていたクリニックにも鍼灸があったので、そこに通えれば何かとよかったのですが、予約がまったく取れず断念しました。
そのため自分で調べて探すほかありませんでした。
私が今の鍼灸院を選んだきっかけは、毎日見ていた妊活動画が鍼灸院の先生がやっていたこと、その鍼灸院が家から通える距離にあったことでした。
ですが一番は、そこの院長先生の妊活に対する熱意!
食生活や生活習慣、不妊治療に対する知識などをもう何年もずっと発信されていて、知識だけでなく熱意がないとできないことだと思いましたし、妊活初心者の私は本当に勉強になりました。
せっかくお金をかけて施術してもらうなら、そんな知識と熱意のある鍼灸院で施術してもらいたい!と思いました。
実際に施術してくれた鍼灸師の方は院長先生ではありませんでしたが、施術も丁寧かつ不妊治療に対する知識も豊富で、ぜひ通ってみたい!と感じることができました。
その他の選ぶ基準としては、金額や家からの距離、鍼灸師の方との相性、そして勧誘の少なさなども重要です。
通う頻度やサプリメントなど、アドバイスをもらえることはありがたいですが、あまり勧誘感が大きいと信頼性に欠けてしまいます。
ちなみに私は何人かの鍼灸師の方に施術をしてもらったことで、自分の意向をきちんと伝えられる相性の良い鍼灸師の方に出会うことができました。
鍼灸院に通う頻度は?
私は最後の凍結胚移植の日が思いのほか早く決まり、急遽鍼灸院に通うことを思い立ったため、移植日の一週間前が初めての鍼灸院デビューとなりました。
できることは全部やってやろう!という意気込みではあったものの、やはりお金との兼ね合いがあります。
そこで、最低限の頻度で通うことにしました。
それでも移植前後は、やはり着床してもらいたいので、移植日の一週間前、移植当日、そして一週間後に通うことにしました。
その間は教えてもらったお灸を毎晩続けました。
その後は2~3週間に1度の頻度で通うことにしました。
鍼灸の不妊治療への効果は?
果たして効果はあったのか。
正直、劇的な変化や効果があったのかはあまりよくわかりませんでした。
ですが、なんと、最後の凍結胚が無事に着床してくれたのです。
鍼灸院のおかげかどうかはわかりませんが、着床してくれたからには悪い影響はなく、ある程度効果があったのかと思ってしまいます。
もちろんこれまでの食生活や生活習慣、サプリメントや漢方、不育症の検査などなど、すべての努力のおかげでもあります。
鍼灸院に通うだけで妊娠できるとまでは思いませんが、不妊治療に効果があるもののひとつとして今後も選択肢に入れておきたいと思いました。
不妊治療として鍼灸院に行こうか悩まれている方、一度試してみるのも良いかもしれません。
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